ゆき さん 秘密基地のような理科準備室。 ぶっきらぼうだけど、やさしい先生。 アルコールランプとビーカーでつくるコーヒー。 中学生時代の学校生活で真っ先に思い出すのは、そんなちょっと風変わりな日常の風景。 修学旅行とか文化祭とか、大きな...
ちーたん さん 今から数年前、私が介護士として忙しい毎日を送っていた頃のことです。 その日、入浴介助の業務にあたっていた私は、もうもうと立ち昇ってくる湯気と熱気に息苦しさを感じました。 「早退させてもらって、ちょっと休めば治まるだろう」。そ...
みちょん さん 私の原風景のひとつは、「生まれ育った街の銭湯」だ。 子ども時代を過ごした実家の近くには、昭和を色濃く残す銭湯があった。 もちろん家に内風呂はあったけれど、銭湯好きの父親の「よ~し行くか!」という一声で、休日の夕方などに家族揃...
さわこ さん 私の地元は、花火のまち。卒業式や入学式はもちろん、年越しにも花火が上がります。さらには防災訓練の合図も花火!子どもの頃から身近に存在し、生活の中に当たり前のように溶け込んでいるんですね。 そんな地元にとっても、1年に1度の夏のお...
コーヒー大好き さん コポ、コポコポ… 朝起きたらまず、コーヒーを淹れるのが私の日課。 お湯を注いだ瞬間に湯気とともに立ち昇る香りを嗅ぐたび、ある懐かしい記憶がよみがえってきます。 それは、私が小学校低学年の夏休み。ひとりで...
トミー さん いわゆる“海なし県”で生まれ育った私の海水浴デビューは、小学2年生の時。両親に連れられて行った初めての海は、驚きの連続でした。 サンダルを履かないと熱くて歩けない砂浜、まるで生きているかのように押し寄せる...
しわん さん 結婚から15年目を迎えた今も、夫とはとても仲が良い。 夫婦円満の秘訣は、2人のルールを持つこと。 ルールといっても、何も大げさなことじゃない。 1杯のコーヒーとともに、同じ時間を分かちあう。たったそれだけだ。 ...
kuukai さん 旅先で味わったカプチーノが忘れられない。 数年前、妻と連れ立ってイタリアとオーストリアの2か国を旅行した。日本からの直行便があるイタリアのミラノを出発点に、ベネツィア、インスブルック、ザルツブルグ、ウイーンといった都市をバ...
ブルーバード さん 「早く給食の時間にならないかなぁ」 2時間目あたりからソワソワし始め、4時間目終了のチャイムが鳴ると、我先にと手洗いを済ませ、班ごとに机を向かい合わせる。 今日は、心待ちにしていたコーヒー牛乳の日なのだ。 小学...
梅干ばば さん 自分にとって思い出のコーヒーって何だろう?と考えた時、真っ先に浮かぶのは、ベトナムのビーチで出会った甘くて冷たい1杯だ。 エメラルドグリーンの海を眺めながら、はじめて飲んだベトナム式のアイスコーヒー。その光景、その味わいは、今...