給茶をする人が「ふぅ」とカラダを潤し、「へぇ」とドリンクディスペンサーをながめ、「ほぉ」と作家(人)や社会に思いをはせる。アートとドリンクを通じて、おいしくて、あたたかくて、やさしい輪を拡げていきたい――。
そんなコンセプトのもと、知的障がいのある作家が描いたアートをラッピングした給茶機、その名も「アートドリンクディスペンサー」の設置がスタートしました!
この取り組みは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニット、株式会社ヘラルボニーとの協働によるもの。
コロナ禍により人とのつながりやコミュニケーションの機会が減少する中で、「人や社会をおもい、コミュニケーションの輪ができるきっかけを生み出したい」という両社の想いが一致し、画期的なコラボレーションが実現しました!今回の設置を皮切りに、順次拡大していく予定です。
今回、ヘラルボニーの契約作家2名が描いた2作品を「アートドリンクディスペンサー」に起用しました。
ひとつは、人の顔が隙間なく並ぶ緻密な作風で知られる神山美智子さん(在籍:やまなみ工房)の「からふるな人間と動物」。そしてもうひとつが、クレヨンの削りカスで固まりを作るために絵画を創り上げる岡部志士さん(在籍:希望の園)の「Scratch Works Yay!Yay!No.8」です。
障がいのある作家による、それぞれの作品から放たれる豊かな感性や発想力には思わず見惚れてしまいますよね!
神山美智子さん作「からふるな人間と動物」(左)/岡部志士さん作「Scratch Works Yay!Yay!No.8」(右)
制限のある日常生活を経験したことで、「人とのつながり」をこれまで以上に大切に感じている方も多いはず。
おいしいドリンクと素敵なアート。この2つが揃った空間には、自然と人々が集まり、会話や笑顔が生まれます。
カップ片手に人と触れ合う楽しいひとときが、毎日をがんばるみなさんのココロに潤いをもたらしますように…!
AGF®はこれからも事業活動を通じてみなさんの暮らしに寄り添いながら、「ココロとカラダの健康」「人と人とのつながり」「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現を目指してまいります。
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